北欧の扉

 

「初めての北欧」 佐藤暁子(nomama)

2017年07月01日

2017年夏の北欧行。

いつもは一人訪ねる北欧へ、今回はふたりの同行者が現れました。

陶芸作家の大野七実さんと織作家nomamaさんこと、スタッフの佐藤暁子。

ボンホルム島にある美術館での日本作家展への出品という目的も持ちつつ、

ちょうど背格好も同じくらいの愛らしい双子ちゃんのようなふたりと一緒の北欧は、

エルダーフラワーとバラが満開の初夏のベストシーズンと重なって、

新鮮な喜びに満ちた旅となりました。

 

イナガキの今回の渡航記を前に、nomamaさんからのお便りをお届けします。

(七実さんからも届くかな?nomamaさん第二弾もあるかな??)

イナガキサナエ

 

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数年前、ヒナタノオトの窓辺カフェでひとり、

コーヒーとケーキを楽しみながら、

穏やかな時間、少しのおしゃべりとボーっとできる空間の温かさに

なんとも言えない心地良さを感じました。

このひと時がデンマークの人たちの大切なヒュッゲという事を

この後、稲垣さんの本「北欧の和み」で知ったのです。

 

そこから私のヒナタノオト通いとデンマークへの憧れが始まりました。

そして気がついたらヒナタノオトのカウンターの中に入り、デンマークに来ている

人生はなんて不思議で素敵なのでしょう。

 

 

 

何かの度に「デンマークに行きたい!!」と言っていた事が実際に叶った今回の旅は

言葉にするのは大切だな...と感じる旅でもありました。

 

旅の仲間は陶芸家の大野七実さん。

そして勿論、稲垣さん。

デンマーク、ボンホルム島での「Contemporary Japanese Crafts」と言う展覧会への出展を目的としつつ、

憧れのデンマークを体感する1週間です。

 

 

 

 

満開のエルダーフラワーとバラの香り、

鳥たちの歌声にあふれた6月のデンマークは

陽の光が長く輝く季節。

祝福されているようで、毎日がキラキラと輝きに満ちていました。

 

ただ良い季節に来たからではなく、

ただ旅先での開放感からではなく、

この国には心を自由に豊かにする何かがある。

それは何なのか....

 

 

 

 

答えは何百年も暮らし継がれた彩り豊かな家や

そこに暮らす人たちから教えてもらいました。

 

自然に対しても、家に対しても

「住まわせてもらっている」と言う人間主体じゃない暮らし。

自然と共に、時間や空間を大切に....

そこから自由な生き方、生きる喜びを大切にする暮らしが成り立っているんだな....と。

 

そして、なんと言っても人生の先輩達のチャーミングさと言ったら!!

チャーミング先輩だらけなのです。

いくつになっても生きる事に喜びと希望を持てる人生。

それがデンマークなのだと感じました。

 

 

デンマークに通い続けている稲垣さん。

通い続けた人に連れて来てもらった旅。

良いとこ取りの旅だから気付けた事かも知れません。

 

旅で感じたデンマーク、旅で語った言葉のひとつひとつを

そのまま日本に持ち帰りました。

ヒナタノオトのヒュッゲに、

制作のワクワクに、

チャーミングな生き方に、

すべてに素直に表れる事を願って。

 

 

スタッフ 佐藤暁子(織り作家nomama)

 

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チャーミング先輩!とは、nomamaさん言葉ならではのデンマークの人々の印象。

いくつになっても、年齢のせいで想いをあきらめないのが、

出会ったデンマークの人たちのすばらしさでした。

やってみたいこと、いってみたいところ、、、、。

あとさき、ではなく、今。

今を精一杯味わって生きる。

そんな姿に惹かれて渡航を重ねてきましたが、

nomamaさんは、それを見事に一回で感じ取られたのですね。

 

ところでnomamaさん、フィルムカメラで撮影していました。

上の画像、デジタルとは趣がちがいますね。

どこかノスタルジックな感じというか。

 

私は個人的に最後の写真がうれしかったです。

いつもひとりなので、自分の写真がなかったので。

扉や窓や壁、、、そう家や家並みの写真ばかり。

その中に自分は本当にいたんだー、と、

愛してやまない風景の中にいる自分と再会できたことも、

よき同行者を得た喜びでした。

イナガキサナエ


 


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